医療コンサルティング事業

新規クリニック開業、ご相談下さい

クリニック開業を検討される先生の中には、「勤務医を続けながら開業の準備をしたい」という方も大勢いらっしゃるかと思います。
しかし、日々の業務をこなしながら開業をするということは簡単ではありません。
私たちパドルシップは、そんな多忙な先生方のお手伝いをさせていただきます。
最適な支援内容を提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。


クリニック開業までの流れ

クリニックの開業を思い立ち、準備を始めてから、クリニックを実際に開院するまでには、およそ1年の年月が必要です。
まず何から始めて、何をして、どんな準備が必要なのか、クリニック開業の全体の流れを把握しましょう。

①実施したい医療を実現するコンセプト設計
②クリニック事業計画の作成

③クリニックを開業するエリア選定
④『内装設計・施工会社』『医療機器』『電子カルテ等ITツール』の選定
⑤クリニックのマーケティング戦略の立案
おおよその流れは、以上です。

それでは各項目ごとに、どんなことをしていくのか、詳細をみていきましょう。

開院までのスケジュールについてはこちらの記事でも解説しています。

クリニック開業までの流れとスケジュール

①クリニック開業で、実施したい医療を実現するコンセプト設計

クリニック開業において検討すべき具体的な4項目

「なぜ・何のために」
先生はなぜ開業するのか? どういう想いや目的があるのか?
「誰に」
どのような患者さんか? 対象疾患は何か?
「何を」
どういう診療を実現したいか? 患者さんや地域に何を提供したいか?
「どうやって」
標榜科目や開業形態(戸建て、ビル診、医療モール等)は?
在宅医療や訪問診療も行うか?
開業エリアや開業場所の広さはどうするのか?

特に、「なぜ・何のために」が重要であると、私たちは考えています。
それは、経営において、推進する力や熱意、モチベーションは最も重要であり、いくら良いアイデアがあっても、それを推進する人に、意義や熱意がないと前に進みません。

クリニック開業において、先生自身の原動力を内省し、クリニックのコンセプトを固めていくのが私たちの最初のご支援です。
クリニックのコンセプト設計に関しての詳細はこちらをご覧ください。

クリニック開業におけるコンセプトとは?項目やポイントを解説

②綿密な事業計画の作成


 

クリニック開業において事業計画はなぜ重要?

クリニック開業においては一般的に、融資を受けるために金融機関へ説明することが求められます。(自己資金のみで開業するケースであれば不要です)
事業計画は結局のところ、周囲とのコミュニケーションツールです。

事業計画を作成することで、協力者を得やすくなりますし、その協力者に対するコミットメントになる、ということです。
また、事業計画を作るプロセスにより、先生自身が経営の思考や理解が深まり、副次的に会計や税制などの知識もつくかもしれません。

そのような意味でも、事業計画を開業時に検討しておくことは必須であり、私たちは事業計画作成のお手伝いもさせていただいております。

私たちが支援する事業計画作成の3つのポイント

ポイント① 開業エリア選定
開業のエリアは、主に診療圏(患者さんの層と人数、競合の数等)と賃料相場に寄与し、開業エリアにより利益幅が決まります。
私たちは独自の診療圏調査(分析)方法を持っており、エリア選定を得意としております。物件を探索しやすいように広めのエリア分析からピンポイントの分析まで幅広く対応致します。
ポイント② 初期投資額の見積り
テナント開業の場合、初期にかかる費用のほとんどが医療機器と内装工事の費用です。
適切な医療機器を選定し、その費用や内装費用から初期投資額を導き出します。
ポイント③ スタッフ採用
坪数やレイアウト、1日あたりの患者さんの人数により必要なスタッフ数が決まり、開業エリアによって人件費相場もある程度決まるため、人件費が定められます。
開業エリアの医療スタッフの給与相場や募集費用などを調査・設定し、事業計画へと落とし込みます。

クリニック開業における事業計画書の考え方について詳細に知りたい方はこちらをご覧ください。

 

クリニック開業の事業計画の作り方。その必要性や考え方のポイントを解説します

③データに立脚した開業エリア調査・選定


 

私たちがご提案する開業エリア選定の4ステップ

ステップ① 開業エリアの候補を挙げる
候補はいくつでもよいですが、重要なことはクリニック開業のコンセプトがある場合には、そのコンセプトを実現できるエリアを挙げるということです。
コンセプトに沿ったエリアを先生と一緒に考えます。
ステップ② 開業エリア候補のスクリーニング
エリアごとで来院患者ボリュームを比較し、開業エリアの候補を絞ります。
具体的には、「エリア人口」と「エリア競合クリニック数」より来院患者のボリュームを簡易に推計し、そのボリュームを比較します。

この段階で、3~4つのエリア候補に絞り、ご提案いたします。
ステップ③ 来院患者数の推計

クリニックの開業予定地の年齢別人口、受療率などを掛け合わせ、来院患者数を推計します。
来院患者数は、オープンデータによる統計情報からだけでなく、最近の患者様はWeb上の情報を元に来院されることを踏まえクリニックHPの有無やクリニックの口コミスコアを考慮し患者数を予測します。

先生の「このエリアでよいのか」という難しい意思決定を、このようなデータを活用した診療圏調査にて説得力を持ってサポートします。
ステップ④ 開業エリアの優先度付け

最後に上記で推計した来院患者数に加えて、定性情報を追加し、開業エリアの優先度を決めます。

定性情報としては上の表のように「影響度の高い競合が多い」や「通勤がしやすい」などになります。
開業地の選び方に関して、さらに詳細な情報はこちらをご覧ください。

クリニックの開業地の選び方を4ステップに分けて解説(診療圏調査)

④『内装業者』『医療機器』『電子カルテ等ITツール』の選定


 

開業コンセプトに沿って各社とお繋ぎ致します

内装設計・施工会社
レスポンスが早く、スムーズにレイアウトの作成ができるように段取りをお手伝いします。
医療機器メーカー
コンセプト実現に必要な医療機器を先生と議論した後に、適切な医療機器を選定し、先生がもっとも納得できる形で導入できるようにサポートします。新品はもちろん、中古医療機器も幅広く対応いたします。
電子カルテ等のITツール
電子カルテや、予約ツール、オンライン診療など、クリニック経営に必要なITツールの導入サポートをいたします。
医療機器や、電子カルテに関して、さらに詳細な情報はこちらをご覧ください。

クリニックの開業までに必要なもの:電子カルテの4つの選定ポイント

クリニック開業に必要な医療機器とは?費用や選定方法を解説

⑤クリニック開院後のマーケティングサポート

 

私たちはクリニック開業後もマーケティングのサポートをさせていただいてます。

Web集患
・HP制作(SEO対策、広告出稿、MEO対策)
・SNS運用
リアル広告
・チラシ作成
・内覧会

Web集患

医療広告ガイドラインを熟知した上で、HP制作やSNSの発信をサポート致します。
HP制作だけでなく、SEO運用やMEO対策などサポート内容は多岐にわたります。

リアル広告

チラシの作成、内覧会の段取りをサポート致します。
ビジョン広告や看板広告なども、集客効果を分析し、最適な広告の提案を致します。

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